1970年上野~青森間を結ぶ寝台特急として登場。
当時は東北本線・奥羽本線経由で結び、
最盛期は1日3往復(うち1往復は秋田発着)運行されていました。
1988年青函トンネル開業のダイヤ改正で1往復減便され、
さらに1990年に1往復を「鳥海」に変更の上、高崎線、上越線、信越本線、羽越本線経由に、
残った1往復も東北本線、陸羽東線及び奥羽本線経由に変更。
1999年に東北本線、陸羽東線及び奥羽本線経由の「あけぼの」が廃止され、
高崎線、上越線、信越本線、羽越本線経由の「鳥海」が「あけぼの」に改称されて今に至りますが、
2014年のダイヤ改正で廃止に…
廃止理由は乗客の減少と使用客車の老朽化とのこと。
通常は客車8両+電源車+電気機関車で運行され、
多客期は客車10両になります。
開放B寝台、1人用B寝台個室「ソロ」、1人用A寝台個室「シングルデラックス」、ゴロンとシートの設備があり、
ゴロンとシートは指定席料金で寝台が利用できる(布団等の設備はない)席となっています。
あけぼのの歴史は浅いながらも、
東京と東北(特に日本海側)を結ぶ唯一の寝台列車として、
けっこうな人気はあるようですが…